life_in_technicolor's book blog

本を読んで「あー面白かった、次何読も」だけで終わらないように、思ったこと、考えたことを文章で表現しようと試みています。 解釈は私の勝手なもので、かなり稚拙なものが多いかと思いますが、読んで頂けると嬉しいです^^

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『ランドマーク』

『ランドマーク』 吉田修一 吉田修一読破シリーズ続いてます。 吉田修一の作品はどれもシンボルが多いし現代作家としてはとても文学的だというお話は何度もしていますが、 今回読んだ『ランドマーク』は、私が今までに読んだ吉田修一作品の中で最も難しい作…

『長崎乱楽坂』

『長崎乱楽坂』 吉田修一 続けて読んでしまいました、今回もまた吉田修一です。 吉田修一さんは、インタビューなどで、自分の作品を「毎回別人が書いていると思わせたい」と語っているそうです。 今まで私が読んだ吉田修一の作品は、確かにスタイルや題材は…

『あの空の下で』

『あの空の下で』 吉田修一 吉田修一にはまりすぎて、また一冊読んでしまいました。 吉田修一の作品を一冊読むたびに、次もまた吉田修一が読みたくなるのが、少し不思議です。 今回の作品は、ANAの機内誌で連載されていた短編やエッセイを文庫本にしたもので…

『生き方』

『生き方』 稲盛和夫 稲盛さんは、私が最も尊敬する人の一人です。 彼の人生及び経営の哲学は、きわめてシンプルで、端的に言うと、毎日昨日より少しずつ成長するということです。 そして彼は、小学校で習うような倫理や道徳を企業経営に応用して、 個人とし…

『千の輝く太陽 (A Thousand Splendid Suns)』

『千の輝く太陽 (A Thousand Splendid Suns)』 カーレッド・ホッセイニ カーレッド・ホッセイニは、私が世界で一番好きな本である『カイト・ランナー』の作者です。 本作品もずっと前から気になっていたのですが、かなり描写が過激だと言う評判を聞いていた…